現在、屋根に使われる材料、種類は非常に豊富にあります。今日はその中でもコロニアルについてご紹介致します。
定番の瓦やカラーベスト、トタン、ガルバリウムなどいろいろあります。中でも最近、安価で人々に広く利用されているのが「カラーベスト」になります。材料は、セメントやけい砂を用いて、繊維で補強して作られています。屋根としての耐久性を備える一方で、粘土瓦の半分以下の重量ということで施工性もよく、家にかかる負荷も減らせる点で人気を集めています。また瓦に比べて、カラーバリエーションが豊富にあり、和風・洋風住宅問わず採用されています。
日本では昭和36年ごろからカラーベストは発売されていて、アメリカでは昭和12年ごろから発売されていたといわれています。長い歴史のある技術商品になります。 そんな、カラーベストもグレードがいくつかあり、その中でもリーズナブルな商品が「コロニアルクァッド」になります。
コロニアルは、大手住宅資材メーカーの「ケイミュー㈱」が製造・販売している商品です。 屋根としての基本性能(耐風、防火、耐水、遮音、耐久、断熱)をしっかり備えています。 ただし、グレードの高いグラッサシリーズ(カラーベスト)に比べると「色あせにくさ」や「メンテナンス性」が劣ります。その分、価格はリーズナブルに設定されています。屋根の形状や大きさなど諸条件にもよりますが、建坪が20坪ぐらいの家でだいたい70万円から80万円でコロニアルへの吹き替え工事が行えるようです。カラーバリエーションも豊富で、8種類から選べるようになっています。屋根の工事期間は、屋根の大きさや形状にもよって違いますが、一般的な住宅で5日から7日程度で行えるようです。
また現在コロニアルを装備している家で、築年数が10年を超える家は屋根の色あせが気になり始めるころかもしれません。その場合は、屋根を洗浄し、塗装することで当初の輝きを取り戻すことができます。工期は2日から4日程度で、費用は一般的な住宅で20万円から50万円程度で収まるようです。
屋根のリフォームをする際にはこういった素材にもこだわる事も時には重要です。
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