本日は訪問販売の太陽光発電リフォームに関しての注意点をご紹介致します。
最初に言っておきますが、全ての訪問販売業者が悪質とは限りませんのでご理解ください。今では様々な業界における訪問販売業者がいます。昔ながらの布団販売、保険販売などが有名です。
そしてそのような訪問販売業者は、その時代に注目されているものを販売している傾向にあります。例えば今流行している太陽光発電です。
太陽光発電はメーカーが直接販売するケースは少なく、ほとんど代理店を通じて販売をしています。その代理店の中に悪質な行為をしている業者も少なくなく、ほとんど太陽光発電の知識の無いようなお年寄りの自宅に出向き「太陽光発電なら一つの投資として、数年後には初期費用の元が取れ、さらにそこからは全ては収入となります」などと伝え、半ば強引に契約をさせようとします。太陽光発電は売電をすることで確かに収益の確保は出来ますが、「確実に」というワケではありません。
また太陽光発電はリフォームの一貫としても注目されています。業者が訪問してきて、「ちょっと耐震性の調査をさせてください」と言い、ぱっと見ただけで「震度6以上の揺れで倒壊する可能性が高い」「ちょっと地震が続けば全壊してしまいますよ」などと恐怖心を煽り、リフォームの契約書にサインをさせます。もちろんぱっと見ただけで、その耐震性をすぐに判断することは出来ません。様々なチェック項目があり専門家による入念な調査が必要なのです。この耐震性の強化リフォームと同時に「もし宜しければ太陽光発電を導入してみませんか?」と言ってくることがあります。そんな簡単に耐震性を調査出来る業者に勧められる太陽光発電もまた高額費用の請求や、手抜き工事をさせられてしまう可能性が高いと言えるでしょう。
このように訪問販売業者は人間の持つ恐怖心をうまく利用し、無理やりに契約を急がせることがありますので、十分にご注意ください。出来る限り訪問販売業者は利用しない方が良いかもしれません。
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